参院選チームC

2016年 参議院選挙

チームCは、公明党の三浦信祐候補と、日本のこころを大切にする党の清水太一候補についてまとめました。


公明党 三浦信祐候補        日本のこころを大切にする党 清水太一候補

(1)政策重点分野は?

「マニフェストスイッチ」のデータをもとに、候補者がどの分野の政策を重視しているのか、レーダーチャートにしました。
青が平均値、オレンジが三浦候補の値です。清水候補は値がありませんでした。

「社会保障」「産業政策」「社会資本整備」「教育・子育て」「農林漁業」に、均等に配分しています。
平均値より上「社会資本整備」「農林漁業」
ほぼ平均値「社会保障」と「教育・子育て」
平均値より下「税財政・財政再建」「労働」「エネルギー」「行政・議会改革」「安全・防災・震災復興」
財政再建を進めるよりも、積極的に予算を使い、社会保障の充実や経済成長を考えている候補という姿勢が読み取れます。

(2)安倍政権の政策への評価

それぞれの候補について、現政権の政策への評価を4段階にしてみました。
左側に近いほど、現政権の方針を踏襲する傾向が強いことをあらわしています。
(*一番下と下から2番目の項目をのぞく)

image

青が三浦候補、オレンジ色が清水候補です。

三浦候補は政権与党(公明党)の候補のため、基本的には
安倍政権の政策を評価する立場ですが、ひとつだけスタンスが分かれた項目がありました。

三浦候補は、憲法改正については「日本国憲法は優れた憲法だと評価する」としています。
「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義は堅持し、何を変えるべきか国会の憲法審査会で冷静な論議をすべきだ。」として
慎重な姿勢と受け取れました。

一方で、清水候補は
「日本国憲法には、時代にそくわない条項がある。日本人の手による自主憲法制定を主張している。」と記入。
憲法改正には全面的に賛成しています。

公明党の三浦候補は、経済政策に関しては歩調を合わせていても、憲法問題については政権と距離を感じる部分があること、
一方で日本のこころを大切にする党の清水候補は、野党ですが政権の方針を支持していることなどが見えてきました。