地理空間情報 x ビジネス x オープンソースGIS 勉強会!

7月13日(水)、東京・渋谷区の青山スタートアップアクセラレーションセンター(ASAC)で、地理空間情報とQGISをはじめとしたオープンソースのGISについての勉強会を開きました。

講師は、QGISの入門書「オープンデータ+QGIS  統計・防災・環境情報がひと目でわかる地図の作り方」の著者で合同会社MIERUNE代表社員の朝日孝輔さんと業務執行社員の古川泰人さん。そして、総務省統計局の槙田直木さんです。

告知から時間がなかったにもかかわらず、70名近くの方に参加していただきました。

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一番バッターは、古川さん。地図を使うことで何ができるのか。そもそも地図ってなんなのか。そして、地図の役割の移り変わりについて説明していただきました。「昔の地図は権力者のメディアだった。でも、グーグルマップの登場で、今は、誰もが利用・発信できる市民のメディア(道具)になった」という言葉が印象的でした。

地図が“市民”のメディアになった原動力がQGISやCESIUMなどのオープンソースのGIS(地理空間情報システム)。メディアとしての成果の1つがCode for Sapporoの保育園マップなんだという説明は、なるほどなと思いました。

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古川さんの発表資料はこちら↓

続いて登壇したのは、朝日さん。ことし6月、古川さんと一緒に、地理空間情報を活用したコンサルティング会社「MiERUNE」(札幌市)を立ち上げました。

古川さんは、QGISの実践的な使い方を中心に、地図上にデータを重ね合わせることで、新たな事実を発見するをデータ解析の方法や、QGISのプラグイン機能を活用したアニメーションや3Dによる視覚化の方法について、分かりやすく講義してくれました。一見するととっつきにくいQGISですが、ありとあらゆる機能を自由に利用することができるポテンシャルの大きさを感じさせてくれました。

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朝日さんの発表資料はこちら↓

地理空間情報とは言っても、どんなデータがどこにあるのか。槙田さんは、私たちが自由に使える公共データの使い方や注意点などを解説してくれました。

特に、農林水産省が公開している農林業センサスを中心とした「地域の農業を見て、知って、活かすDB」は、ことし6月に公開が始まったばかりのデータベースで、貴重な情報をいただきました。

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槙田さんの発表資料はこちら↓

もともとこの勉強会。上京の予定があった朝日さんが、イベントを通じて知り合ったE2D3の五十嵐康伸さんに「お茶でも飲みませんか」と連絡したのがきっかけだったといいます。「だったら、できるだけ多くの人にGISの魅力を知ってもらおう」と、ほぼ“ムリャぶり”に近い形で準備が始まりました。開催まで間がなく、果たしてどれだけの人が関心を持ってくれるのか心配でしたが、会場が満席になるほどの盛況になり、地理空間情報への関心の高さに驚きました。(会場で、朝日さんと五十嵐さんはこの日が初対面だったことを知ってさらに驚きました。)

最後に会場の提供にご協力いただいた、トーマツベンチャーサポートの松本雄大さんには、この場を借りて、改めて感謝を申し上げます。