7月8日開催決定:【講演会】「モダンな」可視化アプリケーション開発とはどのようなものか?
【講演会】「モダンな」可視化アプリケーション開発とはどのようなものか?
D3.js v4とReactの組み合わせを例に、どのように「モダンな」ウェブベースの可視化アプリケーションを設計・実装すれば良いのかを考えてみたいと思います。
日 時: | 2017/07/08(土) 13:00 〜 21:00 |
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会 場: | TECH PLAY SHIBUYA |
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住 所: | 東京都渋谷区宇田川町20-17 NMF渋谷公園通りビル 8F |
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主 催: | E2D3 |
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参加のご表明はこちらから。
17:00から、大野圭一朗氏にご講演いただきます。
カリフォルニア大学サンディエゴ校医学部にてResearch Associate/Software Engineerとして勤務。オープンソースのネットワーク可視化ソフトウェアCytoscapeのコア開発者。専門はライフサイエンス分野におけるデータの統合と可視化。Data Visualization Japan co-organizer。
5年ほど前と比較すると、実務者向けのデータ可視化関連情報やツールは格段に充実しました。分野が成熟するとともに、アプリケーションの設計や実装を行う者に必要な知識も変化します。近年の変化のわかりやすい例としては、シンプルなチャート(棒グラフやパイチャートなど)を生成する場合です。たとえカスタムのデータ可視化ダッシュボードを作る場合でも、様々なライブラリがオープンソースで利用できる現在では、一からD3でバーチャートを作成することにあまり意味はありません。そこで重要になってくるのは、目的のアプリケーションを作る過程で何を作って何を作らないかの判断、いかに使い捨てのコードを減らすかと言った点になります。コードの再利用やモジュール化は典型的なソフトウェア開発の問題ですが、実際の設計や実装に持ち込む場合には、具体的な要求に向き合ってはじめて様々な問題が浮かび上がることがよくあります。プロジェクトで利用しているものとは別のテクノロジーを使った既存のライブラリとの連携や、サードパーティー・ライブラリの利用、パッケージング、アプリケーションレベルのデータモデリングなどが典型的な問題ですが、これらは全て古典的な問題でありながら、デスクトップ・アプリケーションと同等のUXをブラウザ上で実装するものを作る場合には、そのプラットフォーム独自のノウハウが必要になります。
今回は、現時点で最も広く使われているツールであるD3.js v4とReactの組み合わせを例に、どのように「モダンな」ウェブベースの可視化アプリケーションを設計・実装すれば良いのかを考えてみたいと思います。